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最新LLMモデルの「GPT-4o」「Gemini 1.5 Flash」を「Tachyon 生成AI」に搭載
プレスリリース
マルチモーダル対応の最高性能モデル「GPT-4o」と高速高性能な「Gemini 1.5 Flash」を追加
エムシーデジタル株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:河内 伸学)は、同社が開発を進める法人向け生成AIサービス「Tachyon 生成AI」に、最新の大規模言語モデル(以下LLM:Large Language Models)である「GPT-4o」「Gemini 1.5 Flash」を搭載しました。 本アップデートにより、これまで以上に幅広い業務シーンで高精度なLLMをお使いいただくことが可能となります。
新モデル:「GPT-4o」「Gemini 1.5 Flash」について
- OpenAI社「GPT-4o」: OpenAI社が開発する「GPT」シリーズの最新モデルであり、画像や音声の認識力が高く、回答精度も現市場で提供されている中で最高峰のLLM。また処理速度が既存の高速モデル「GPT-4 Turbo」よりも高速化され、コストも低減された総合力の高い最新モデル。ユーザー参加型のchatbot評価指標(※1)において、2024年5月15日時点で、1位を獲得している。
- Google社「Gemini 1.5 Flash」: Google社が提供する最高性能モデル「Gemini 1.5 Pro」に匹敵する精度を持ちながら高速化させたモデル。「Gemini 1.5 Pro」比で、コストも低く、また「Gemini 1.5」シリーズの特徴である、最大100万トークンという巨大なコンテキストウィンドウ(※2)を持っている点も強み。(直近のアップデートにおいて、Gemini 1.5 Proは最大200万トークンまで拡張。)
※1:カリフォルニア大学バークレー校の学生と教授陣らが設立した研究組織Large Model Systems Organization(LMSYS Org)のLLMのベンチマークプラットフォーム「Chatbot Arena」における「elo rating」を参照。ユーザーが名称がマスクされた2つのモデルの出力を比較し、より望ましい出力に投票することでモデルの性能を客観的に評価した指標。
※2:LLMが一度に処理できる入力データ(≒テキスト)の最大量。この数値が大きいほどより多くの情報を考慮した出力が可能。
LLMの切り替え時のTachyon生成AIの画面
複数LLMを選択できることで生まれる新たな価値
「Tachyon 生成AI」では、OpenAI社が開発するLLM「GPT」、Google社開発「Gemini」、Anthropic社開発「Claude 3」シリーズを搭載しています。 今回、2つの高性能LLMが追加されることで、ユーザーはより幅広い業務タスクの実行水準を向上させることが可能となります。 例えば、高度な文章理解や文章生成を必要とするタスクには「Claude 3 Opus」を、画像をテキスト化するようなマルチモーダルな処理には「GPT-4o」「Gemini 1.5 Pro」を、大量の文章を高速で処理したい場合には「Gemini 1.5 Flash」を使用するといったように、各種LLMの長所を活かした柔軟な活用が可能となります。本アップデートにより、生成AIのビジネス活用の幅をさらに拡張してまいります(※3)。
※3:「Gemini 1.5 Pro」「Gemini 1.5 Flash」および「Claude 3 Opus」はパブリックプレビュー版となります。事前にご同意頂いた企業様のみのご提供となります。
Tachyon 生成AIの概要
「Tachyon 生成AI」はエムシーデジタル株式会社が手掛ける月額550円(※4)からご利用可能な法人向け生成AIサービスです。 入力されたデータは生成AIの学習に使用されないセキュアな環境下で生成AIをご活用頂くことが可能です。 個別の業務ユースケースに特化した機能を多数提供しております。
「Tachyon 生成AI」の機能
<主要な機能>
- チャット機能:複数LLMから選択して生成AIとチャット形式での対話が可能。画像を入力としたマルチモーダルな会話や、文書ファイルを活用した要約やQA機能も搭載。
- カスタムアシスタント機能:複数の文書ファイルを一括アップロードすることで、バックオフィス業務における問い合わせ対応や、日常業務におけるドキュメント整理を効率的に実施することが可能。
- アノテーション機能:自由記述のアンケートデータ等をタグ付けして集計可能にすることで、テキストデータの定量化を推進し、集計作業の業務効率化や意思決定の高度化を支援する機能。
- 議事録生成機能:音声や動画ファイルを登録することで、1時間のMTGに対し、15分程度で文字起こしと議事録を自動生成する機能。日常の議事録作成業務を大幅に効率化することが可能。
※4:ユーザー一人当たりの金額。ご利用人数により変動いたします。
無料トライアルについて
現在、無料トライアルを実施中です。サービス説明やトライアルをご希望の企業様は、以下URLより必要事項を記入のうえ、お申し込みください。
https://www.mcdigital.jp/tachyon_genai/
エムシーデジタルについて
エムシーデジタル株式会社は、最高峰の技術水準を保有するテクノロジーカンパニーです。 デジタル化によって社会はますます高度に複雑化しており、当社はテクノロジーを持って課題を解決するプロフェッショナル集団として、全産業をフィールドにデジタルプラットフォームの構築を進めています。 また、企業対抗プログラミング競技大会「PG BATTLE」で2年連続優勝(2021年、2022年)、世界的なプログラミング大会「Meta Hacker Cup 2022」にて日本人1位(13位入賞)などの実績があり、さらにKaggle Grandmaster・Masterが多数在籍しています。
会社名:エムシーデジタル株式会社/MC Digital, Inc.
代表取締役社長:河内 伸学
住所:東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 日比谷三井タワー11階
設立:2019年9月12日
従業員数:79名(2024年4月時点)
資本金:1億円(内、資本準備金5000万円)
本リリースに関するお問い合わせ先や詳細情報は、弊社ウェブサイトまたは下記の連絡先までご連絡ください。
【連絡先】
エムシーデジタル株式会社 広報部
〒100-0006
東京都千代田区有楽町一丁目1番2号 日比谷三井タワー11階
Email: info@mcdigital.jp